英国ヴィンテージ、真鍮で出来たちいさなアイロン。
英国のアンティークやヴィンテージで、よく見かけるアイロン。
ヴィクトリア時代には、印刷したての新聞は色落ちしたため、富裕層の家庭では執事が毎朝新聞にアイロンをかけていた、といわれています。
貴婦人のレースのひだ飾り専用の円筒形のアイロンもあり、中に石炭をいれてレディメイドが時間をかけてレースを整えていたとか。
そんなことからでしょうか、古い英国とアイロンは切っても切れない仲のような気がします。
さて、今回ご紹介するのはミニチュアのアイロン。
アイロンとしての機能はございませんが、ちいさいながらもずしりと重く、フォルムはすらりと美しく、真鍮の無垢材でできています。
恐らく、手紙やメモ用のペーパーウェイトとして使われていたものと思われます。
真鍮の古びた色合いが、なんとも雰囲気溢れる、小さな英国ヴィンテージ・アイテム。
手芸を趣味とされている方へのギフト等にいかがでしょうか。
◆England
◆推定製造年代:c.1950年代頃
◆素材:真鍮
◆サイズ:幅約5.5cm 奥行き約8.5cm 高さ約4.8cm
◆重量:約238g
◆在庫数:1点のみ
【NOTE】
*古いお品物のため、小傷や汚れ、変色等がございます。
*画像の備品は付属しません。
*上記ご了承の上お求めください。
お品物の購入はショップにてどうぞ。
下のバナーからご来店いただけます。
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蒼に浮かび上がる華麗なロココスタイル / Antique Rococo Style Salt Dish
英国アンティーク、透かし細工のピューターとガラスのソルトディッシュ。
ソルトディッシュとは、その名の通りお塩をいれて食卓におく器のこと。
日本ではあまり馴染みがありませんが、ヨーロッパ、ましてや英国においてはかなり一般的な存在です。もともとの味付けは薄めにしておいて、塩加減は各々お好みで・・・というのが古くからの英国スタイル。
そんなことから、アンティークのテーブルウェアにおいても様々なデザインのソルトディッシュを見つけることができます。
今回ご紹介するのは、可憐なロココ風のデザインをもつピューターの透かし細工に、ガラスをはめ込んだヴィクトリアンの一品。
18世紀フランスに源をもつロココ・スタイルですが、もちろん19世紀になってもひとつの定番として長く愛され続けていました。カルトゥーシュやアカンサス、Cスクロールなどロココのモチーフを巧みに組み合わせた、この小さな透かし細工のソルトディッシュは、ヴィクトリアンの食卓を華やかに演出していたことでしょう。
中にはめ込まれたブルーのグラスボウルもオリジナルと思われます。
光に透ける深い深い青は、ロココの意匠をより格調高く演出しています。
そのまま置いてアクセサリーなどの小物入れにしたり。
フラワーアレンジメント用の器としてご使用いただいても素敵です。
◆England
◆推定製造年代:c.19世紀後半
◆素材:ピューター・グラス
◆全体サイズ:本体直径約8cm 高さ約5cm 内部ガラス直径約5.8cm
◆重量:約180g
◆在庫数:1点のみ
【NOTE】
*古いお品物のため、小傷や汚れ、錆、わずかな凹みや変色等がございます。
*ガラスにヒビやカケはございません。製造時からのスジがみられます。
*画像の備品は付属しません。
*上記ご了承の上お求めください。
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テーブルを彩る
Wednesday
宝石の色合いと職人の手技が光る薔薇のアートピース / Antique Amethyst & Silver Overlay Art Glass Vase
英国の古いアンティークマーケットで手に入れた、美しいパープルのガラス花瓶。
このようなパープルのガラスを、その色をもつ宝石から名前を借りてアメジスト・ガラスとよぶことがあります。
実物をみれば、宝石の名前をつけたくなる気持ちがよくわかる、深くニュアンスある色合いは、いつまでも眺めていたくなる魅力に溢れています。
この花瓶の魅力は、もうひとつ。
それは、表面に施された細かいパターンです。
薔薇に挟まれて、中世ルネサンス風の衣装を着た人物が、遠くの館を眺めているような図案が描かれています。
このように、切り絵のように加工したシルバーの薄い薄い板を、ガラスの表面に張り付ける加工を「Silver Overlay/シルバーオーバーレイ」といいます。
1930~40年代頃に高級贈答品として人気があったそうですが、手間がかかるため徐々に作られなくなりました。
クリアな透明ガラスをベースとしたものが主流でしたが、グリーンやパープルなど色ガラスベースのものも、時折みることができます。
ガラスの本場、ヴェネチアで作られたものも多かったようですが、英国においてもこのような品物は作られていたようです。
この花瓶はメーカーのマークなどがないため、はっきりとはわかりませんが、ルネサンス風の衣装を着たような人影と、英国の国花薔薇がモチーフになっていることから、産地はヴェネチア、英国に向けての輸出品・・・と考えることも、あながち外れてはいないような気がします。
こぶりで優雅な花瓶は、このまま飾っていただいても、実際に花瓶としてお使いいただいても、その独自の存在感で周囲をアメジスト色に染めてくれそう。
光溢れる窓辺に、「誇り」と「気品」を花言葉に持つ紫の薔薇を活けてみるのはいかがでしょうか。
◆England買付
◆推定製造年代:c.1930-40年代
◆素材:ガラスにシルバーオーバーレイ加工
◆サイズ:直径約7cm 高さ約12.3cm
◆重量:約116g
◆在庫数:1点のみ
【NOTE】
*古いお品物のため、小傷や汚れ、シルバーの変色等がございます。
*ガラスのヒビやカケはございません。
*口部分にわずかにシルバーの剥がれがみられますが、ほとんど気にならないレベルかと思います。
*画像の備品は付属しません。
*上記ご了承の上お求めください。
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このようなパープルのガラスを、その色をもつ宝石から名前を借りてアメジスト・ガラスとよぶことがあります。
実物をみれば、宝石の名前をつけたくなる気持ちがよくわかる、深くニュアンスある色合いは、いつまでも眺めていたくなる魅力に溢れています。
この花瓶の魅力は、もうひとつ。
それは、表面に施された細かいパターンです。
薔薇に挟まれて、中世ルネサンス風の衣装を着た人物が、遠くの館を眺めているような図案が描かれています。
このように、切り絵のように加工したシルバーの薄い薄い板を、ガラスの表面に張り付ける加工を「Silver Overlay/シルバーオーバーレイ」といいます。
1930~40年代頃に高級贈答品として人気があったそうですが、手間がかかるため徐々に作られなくなりました。
クリアな透明ガラスをベースとしたものが主流でしたが、グリーンやパープルなど色ガラスベースのものも、時折みることができます。
ガラスの本場、ヴェネチアで作られたものも多かったようですが、英国においてもこのような品物は作られていたようです。
この花瓶はメーカーのマークなどがないため、はっきりとはわかりませんが、ルネサンス風の衣装を着たような人影と、英国の国花薔薇がモチーフになっていることから、産地はヴェネチア、英国に向けての輸出品・・・と考えることも、あながち外れてはいないような気がします。
こぶりで優雅な花瓶は、このまま飾っていただいても、実際に花瓶としてお使いいただいても、その独自の存在感で周囲をアメジスト色に染めてくれそう。
光溢れる窓辺に、「誇り」と「気品」を花言葉に持つ紫の薔薇を活けてみるのはいかがでしょうか。
◆England買付
◆推定製造年代:c.1930-40年代
◆素材:ガラスにシルバーオーバーレイ加工
◆サイズ:直径約7cm 高さ約12.3cm
◆重量:約116g
◆在庫数:1点のみ
【NOTE】
*古いお品物のため、小傷や汚れ、シルバーの変色等がございます。
*ガラスのヒビやカケはございません。
*口部分にわずかにシルバーの剥がれがみられますが、ほとんど気にならないレベルかと思います。
*画像の備品は付属しません。
*上記ご了承の上お求めください。
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何かを飾るために
アフタヌーンティーの名脇役 / Vintage Silver Plated Sugarbowl & Creamer brama England
可憐なフォルムが愛らしい、銀メッキのシュガーボウル&クリーマーセット。
底には小さくEPNS (electro plated nickel silver)の刻印がみられます。
EPNSとは、銀メッキのこと。
銀メッキには数種類ありますが、19世紀後半からは電気により銀メッキをしたものが多く作られるようになりました。
「洋銀」や「洋白」、「ニッケルシルバー」などと言われ、「E.P.N.S.」「E.P.」の刻印があることがあります。
この銀の電気メッキは、1840年ごろ、英国バーミンガムのエルキントン社が開発し、純銀製と間違われないようE.P.N.S.マークがつけられるようになりました。
英国においてスターリングシルバーはそのホールマークによって、だれが、いつ、どこのアセイオフィスで認可をうけたか、がひとめで分かるようになっていますが、銀メッキにおいてはその限りではなく、「E.P.N.S.」とあったり「SILVER PLATED」とあったり、もしくは何もなかったり、様々な状態となっています。
また、クリーマーにはラベルがついており、「brama」というメーカーの物だったと思われます。「brama」は、1950-1970年代頃、シルバー、シルバープレーテッドを使った製品、そしてガラス製品を、イングランド北東部のDurham/ダラムで生産していた記録が残っています。
ころんと丸く、クラシカルで流麗な脚付きのフォルムは、見ているだけで嬉しくなってくるような愛らしさ。
テーブルにおけば、優雅なアフタヌーンティーのまたとない演出となることでしょう。
◆England
◆推定製造年代:c.1960-1970年代
◆素材:シルバープレーテッド(銀メッキ)
◆シュガーボウルサイズ:本体直径約6.2cm 高さ約4.8cm 口直径約5cm
◆クリーマーサイズ:幅約8.5cm 奥行き約5cm 高さ約7cm
◆在庫数:1セットのみ
【NOTE】
*古いお品物ですが、ほぼ未使用のように思えます。
*ただ、わずかではありますが変色等がございます。
*画像の備品は付属しません。
*上記ご了承の上お求めください。
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底には小さくEPNS (electro plated nickel silver)の刻印がみられます。
EPNSとは、銀メッキのこと。
銀メッキには数種類ありますが、19世紀後半からは電気により銀メッキをしたものが多く作られるようになりました。
「洋銀」や「洋白」、「ニッケルシルバー」などと言われ、「E.P.N.S.」「E.P.」の刻印があることがあります。
この銀の電気メッキは、1840年ごろ、英国バーミンガムのエルキントン社が開発し、純銀製と間違われないようE.P.N.S.マークがつけられるようになりました。
英国においてスターリングシルバーはそのホールマークによって、だれが、いつ、どこのアセイオフィスで認可をうけたか、がひとめで分かるようになっていますが、銀メッキにおいてはその限りではなく、「E.P.N.S.」とあったり「SILVER PLATED」とあったり、もしくは何もなかったり、様々な状態となっています。
また、クリーマーにはラベルがついており、「brama」というメーカーの物だったと思われます。「brama」は、1950-1970年代頃、シルバー、シルバープレーテッドを使った製品、そしてガラス製品を、イングランド北東部のDurham/ダラムで生産していた記録が残っています。
ころんと丸く、クラシカルで流麗な脚付きのフォルムは、見ているだけで嬉しくなってくるような愛らしさ。
テーブルにおけば、優雅なアフタヌーンティーのまたとない演出となることでしょう。
◆England
◆推定製造年代:c.1960-1970年代
◆素材:シルバープレーテッド(銀メッキ)
◆シュガーボウルサイズ:本体直径約6.2cm 高さ約4.8cm 口直径約5cm
◆クリーマーサイズ:幅約8.5cm 奥行き約5cm 高さ約7cm
◆在庫数:1セットのみ
【NOTE】
*古いお品物ですが、ほぼ未使用のように思えます。
*ただ、わずかではありますが変色等がございます。
*画像の備品は付属しません。
*上記ご了承の上お求めください。
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