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Monday

陽に透けた葉脈のように / Vintage Sterling Silver Leaf Ring

英国ヴィンテージ、シルバーリング。










葉脈を残し透けた葉のモチーフを連ねたリングは英国の大きなアンティークセンターで手に入れた物。

少しボリュームのある大きさですが、透け感により思いがけず軽やかな印象に仕上がっています。


リングのべースとなる材はスターリングシルバー。
英国においてスターリングシルバー(銀の純度92.5%)はホールマークによって管理されておりますが、ジュエリーなどの小さなものにおいては必ずしもホールマークは刻印されておらず、銀の純度を示す「925」もしくは「STERLING」などのみの場合もございます。
今回ご紹介するリングも裏面に小さく「SILVER」の刻印がみられます。


本物の質感と優し気なデザインでさりげなく纏うことができる英国ヴィンテージリング。
貴方の綺麗な指をさらに美しく見せてくれるひとしなです。


◆England
◆推定製造年代:c.1970年代以降
◆素材:銀(スターリングシルバー)
◆サイズ:約15号
◆重量:3g
◆在庫数:1点のみ


【NOTE】
*古いお品物ですので、一部に小傷や汚れ等がみられます。詳細は画像にてご確認ください。
*画像の備品は付属しません。
*上記ご了承の上、お求めください。



お品物の購入はショップにてどうぞ。
下のバナーからご来店いただけます。




Reminiscence Antiques & Collectable
by d+A

http://reminiscence.blue


Wednesday

可憐で優美なアートピース / Antique Miniature Watteau Plaques with Brass Garland Frame-Date

英国アンティーク、陶板がはめ込まれた真鍮アートフレーム。















英国のマーケットで手に入れた優雅なアートフレーム。

真鍮でできた本体の中央に丸く陶板がはめ込まれ、陶板の周囲にはクラシカルなリボンのガーランドがあしらわれています。

陶板に施された図案は、花咲く庭園で寄り添うロココ風の意匠を着た男女。
庭園の手すりに物憂げに寄りかかる貴婦人。
手すり越しに近寄る紳士は、そっと貴婦人の髪に触れているようでもあります。


「Watteau」とは、18世紀フランスのロココ様式を代表する画家、アントワーヌ・ヴァトー/Antoine Watteau(1684-1721)のこと。
「雅びな宴/フェート・ギャラント/fetes galantes」の画家と呼ばれるヴァトーは、男女の愛の駆け引きを主題にした美しい風俗画を多く手掛けました。
彼の描く雅宴画ともよばれる雅な絵画は、その後彼の名をとって「ヴァトー風」「ヴァトー紋」などとも呼ばれるひとつの様式となってゆきます。

つまりこれは「ヴァトー風」の絵である、というサイン。
陶板自体を拡大鏡でよくみれば細かなドットが確認され、絵柄自体は転写紙からの写しであると思われます。
なお、拡大鏡で見たときにわずかにヒビのような線が確認できますが、触っても表面は滑らかです。
おそらく製法による貫入であると思われますので、どうかご了承をお願いいたします。

製作年代はさすがにヴァトー存命当時の18世紀とはいえませんが、作りの具合からおそらくヴィクトリアンの終わり頃1900年代頃と推測いたします。


背面は紙製で、壁に掛けるための「MADE IN ENGLAND」の文字が入った真鍮金物がついています。


真鍮の古びた金色、立体的になっているガーランド、周囲の黒から浮き出るように華やかな色合いのヴァトー風陶板。
それらが一体となって、雅で可憐な雰囲気を存分に感じさせてくれます。


背面の掛け金具でこのまま壁に掛けることも可能。
もちろん小さなイーゼルに置いたり、直接壁に立てかけたりしても素敵です。


ロココの優雅さ漂う、小さなアートピース。
是非貴方のお手元でご鑑賞ください。



◆England
◆推定製造年代:c.1900年代頃
◆素材:陶器・真鍮・紙
◆全体サイズ:幅約11.9cm 高さ約15.1cm 厚み約0.4-0.6cm
◆重量:96g
◆在庫数:1点のみ

【NOTE】
*古いお品物のため、小傷や汚れ、錆や歪み、変色等がございます。
*陶板には拡大鏡で見たときにわずかにヒビのような線が確認できますが、触っても表面は滑らかです。
*おそらく製法による貫入であると思われますので、どうかご了承をお願いいたします。
*画像の備品は付属しません。
*上記ご了承の上お求めください。



お品物の購入はショップにてどうぞ。
下のバナーからご来店いただけます。




Reminiscence Antiques & Collectable
by d+A

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雅な宮廷画をミニアチュールで愉しむ / Antique Miniature Watteau Plaques with Brass Garland Frame -Song

英国アンティーク、陶板がはめ込まれた真鍮アートフレーム。
















英国のマーケットで手に入れた優雅なアートフレーム。

真鍮でできた本体の中央に丸く陶板がはめ込まれ、陶板の周囲にはクラシカルなリボンのガーランドがあしらわれています。

陶板に施された図案は、花咲く庭園で愉し気にたわむれるロココ風の意匠を着た男女。
女性は何か楽譜のようなものを見ながら花輪を掲げており、歌でも歌っているのかもしれません。
それにうっとり聞きほれている風の男性。下のほうには「Watteau」の文字が見えます。


「Watteau」とは、18世紀フランスのロココ様式を代表する画家、アントワーヌ・ヴァトー/Antoine Watteau(1684-1721)のこと。
「雅びな宴/フェート・ギャラント/fetes galantes」の画家と呼ばれるヴァトーは、男女の愛の駆け引きを主題にした美しい風俗画を多く手掛けました。
彼の描く雅宴画ともよばれる雅な絵画は、その後彼の名をとって「ヴァトー風」「ヴァトー紋」などとも呼ばれるひとつの様式となってゆきます。

つまりこれは「ヴァトー風」の絵である、というサイン。
陶板自体を拡大鏡でよくみれば細かなドットが確認され、絵柄自体は転写紙からの写しであると思われます。
なお、拡大鏡で見たときにわずかにヒビのような線が確認できますが、触っても表面は滑らかです。
おそらく製法による貫入であると思われますので、どうかご了承をお願いいたします。

製作年代はさすがにヴァトー存命当時の18世紀とはいえませんが、作りの具合からおそらくヴィクトリアンの終わり頃1900年代頃と推測いたします。
背面は紙製で、壁に掛けるための「MADE IN ENGLAND」の文字が入った真鍮金物がついています。


真鍮の古びた金色、立体的になっているガーランド、周囲の黒から浮き出るように華やかな色合いのヴァトー風陶板。
それらが一体となって、雅で可憐な雰囲気を存分に感じさせてくれます。

背面の掛け金具で、このまま壁に掛けることも可能。
もちろん小さなイーゼルに置いたり、直接壁に立てかけたりしても素敵です。

ロココの優雅さ漂う、小さなアートピース。
是非貴方のお手元でご鑑賞ください。



◆England
◆推定製造年代:c.1900年代頃
◆素材:陶器・真鍮・紙
◆全体サイズ:幅約11.9cm 高さ約15.1cm 厚み約0.4-0.6cm
◆重量:90g
◆在庫数:1点のみ

【NOTE】
*古いお品物のため、小傷や汚れ、錆や歪み、変色等がございます。
*陶板には拡大鏡で見たときにわずかにヒビのような線が確認できますが、触っても表面は滑らかです。
*おそらく製法による貫入であると思われますので、どうかご了承をお願いいたします。
*画像の備品は付属しません。
*上記ご了承の上お求めください。



お品物の購入はショップにてどうぞ。
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神聖なるヤドリギを纏うクランベリーグラス / Antique Pewter Rim Cranberry Glass Vase with Mistletoe

英国アンティーク ガラスにピューターの口金がついた小さな花瓶。














存在感あふれ、珍しいデザインの花瓶は英国のマーケットで手に入れました。

フォルムとしては、すとん、とシンプルな円筒形。
ただ、使われている材はガラスメインに、口部分にピューターがあしらわれており、珍しくも凝った仕様となっています。

ガラスはヴィクトリア時代にたいそう流行したクランベリーグラス。
そして、表面に金彩で描かれているのは、ヤドリギ/ミスルトゥ/Mistletoe です。


秋から冬、英国やフランスの郊外を走ると、葉を落とした木々に球状のぽわぽわしたものが、くっついているのをしばしば見かけます。
それが、ヤドリギ。
寄生植物で地面には根を張らず、他の樹木の枝の上に生育する常緑の多年生植物で、対となった葉と半透明の白い実が特徴。


古くからヨーロッパでは宗教的に神聖な木とされ、幸運を呼ぶ木とされてきました。
例えばケルトの司祭ドルイドが行う儀式は、ヤドリギが寄生したオークの木の下で行われていたそうです。

現在でもクリスマスにはヤドリギを吊るす習慣があり、その下にいる若い女性はキスを拒むことができない、という伝承もあります。


そんなヤドリギが一面に描かれたガラスの花瓶。
作られた年代は古く、ヴィクトリアン後期頃と推測いたします。


高さ約8cmと小さいながらも、持ってみるとかなりずっしりとした印象。
これは一部にピューターが使われていることと、ガラス自体が厚いことからかと思われます。

そのため、切り花やグリーンをいれてもしっかりとした安定感で支えてくれます。


もちろんこのまま飾っても、透けるクランベリーカラーとヤドリギの存在感で十分お愉しみいただけます。



赤と金彩、ヤドリギのパターン、そしてガラスとピューター。
幾重にも重なる意匠が凝縮している、英国アンティークの小さな佳品です。



◆England
◆推定製造年代:c.1870-1890年代頃
◆素材:ガラス・ピューター
◆サイズ:直径約4.4cm 高さ約8.2cm
◆重量:約204g
◆在庫数:1点のみ

【NOTE】
*古いお品物のため、小傷や汚れ、変色等がございます。
*ガラス部分にワレやヒビはございません。
*底のエッジにわずかに欠けがみられます。ほとんど目立たず、これ以上広がるようなものではございません。
*お水を入れてご使用いただけます。
*画像の備品は付属しません。
*上記ご了承の上お求めください。



お品物の購入はショップにてどうぞ。
下のバナーからご来店いただけます。




Reminiscence Antiques & Collectable
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