ロイヤル・ドルトンに1889年より参加し、多くの名作を創り出したデザイナー、
Charles J. Noke/チャールズ・ノーク(1858-1941)による
"Gaffers" シリーズのひと品。
石造りの田舎のコテージ、門の前。
素朴な柵と生い茂る植物に囲まれ、山高帽をかぶった男性がステッキをもち、
こちらを向いて佇んでいます。
ピンク色の花は1799年には英国に伝わり、それ以来愛されてきたコスモスと思われます。
現代からみれば可愛らしいファッションなのですが、よく見ればお顔にはシワとお髭が。
実は"Gaffer"とは、親方、もしくは田舎親爺、という意味。
可愛らしいように見えるおじさまは、実際は大層いなかくさい爺さん、ということ。
それでも、細いペンのラインに柔らかな水彩調で彩られた図案は
心和む愛情で溢れているよう。
デザイナーのチャールズ・ノークは、故郷ウスターの思い出しながら
ペンを走らせたのかもしれません。
この"Gaffers" シリーズは平皿やピッチャーなどいろいろなタイプが製作されていますが、
今回のお品は「リーズ・シェイプ」とよばれるやや深みのあるお皿です。
しっかりとしていますので、実際に飲食にご使用になることも出来るかとは思いますが、
どちらかというとディスプレイや小物入れにおすすめ。
愛らしい田舎親爺のお皿をぜひお手元で愛でてください。
◆England
◆Royal Dolton
◆推定製造年代:c.1930年代
◆素材:陶器
◆全体サイズ:直径約15.2cm 高さ約4.6cm
◆在庫数:1点のみ
【NOTE】
*ヒビやカケはございませんが、古いお品物のため、わずかな傷や汚れ、製造時からと思われる凹みや変色、染料のトビ等がございます。
*画像の備品は付属しません。
*上記ご了承の上お求めください。
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