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Friday

愛され続ける花の意味 / Vintage Sterling Silver Flower Ring

英国ヴィンテージ、シルバーリング。














一見、シンプルなフォルムのシルバーリングには、よく見ると花々のレリーフが施されています。


薔薇、水仙、チューリップ、朝顔、ケシの花。


それぞれの花がどんな捉え方をされているのか、一例をあげてみましょう。

イングランドの国花、薔薇。
春の象徴で母の日にあげる花、水仙。
17世紀オランダで起きた「チューリップ狂時代」があったほど、ヨーロッパで愛されてきたチューリップ。
アールヌーヴォーの図案でよくみかける朝顔。
英国では戦没者追悼の日の象徴である(赤い)ケシの花。


英国において様々な意味を持ちながら愛され続けている花が連なり、ひとつの模様となってリングを華やかに演出しています。



リングのべースとなる材はスターリングシルバー。
英国においてスターリングシルバー(銀の純度92.5%)はホールマークによって管理されておりますが、ジュエリーなどの小さなものにおいては必ずしもホールマークは刻印されておらず、銀の純度を示す「925」もしくは「STERLING」などのみの場合もございます。
今回ご紹介するリングも裏面に小さく「925」の刻印をみることができます。


全体のフォルムはシンプルながらも、花のレリーフと厚みで存在感は抜群。
華奢な指に嵌めたとき、より貴方の指の美しさが際立つようなヴィンテージリングです。



◆England
◆推定製造年代:c.1970年代以降
◆素材:銀(スターリングシルバー)
◆サイズ:約9号
◆重量:7g
◆在庫数:1点のみ


【NOTE】
*古いお品物ですので、一部に小傷や汚れ等がみられます。詳細は画像にてご確認ください。
*画像の備品は付属しません。
*上記ご了承の上、お求めください。



お品物の購入はショップにてどうぞ。
下のバナーからご来店いただけます。




Reminiscence Antiques & Collectable
by d+A

http://reminiscence.blue



初夏の青空とさくらんぼ / Vintage Marcasite Cherry Necklace

英国ヴィンテージ、さくらんぼのネックレス。















英国において 桜の木/cherry tree はあちこちで見かけることが出来ます。
色々な種類があり、食べることができるさくらんぼを実らせる種もございます。

大体6月頃、初夏に実を結ぶことが多い英国のさくらんぼ。

今回ご紹介するネックレスは、そんなさくらんぼがモチーフのちょっと珍しいものです。

ふたつ、みっつと垂れるサクランボモチーフと、丁寧に細工された葉や枝がきれいに組み合わされたネックレス。
さくらんぼの実の部分はおそらくフェイクパールでしょう。小さいながらも真珠色がよいポイントとなっています。
チェーンも単純な形ではなく凝ったデザインとなっており、こだわりを感じさせる仕上がり。
葉や枝に散らばった控えめな輝きはマーカサイトとなっています。


マーカサイトとは白鉄鉱のこと。

古代ギリシャの頃にも宝飾品として用いられ、インカの時代には鏡として使用されていたと想像される形状にて発見されています。

鏡面仕上げにした多面カットのマーカサイトで仕上げられたアクセサリーは、控えめながらもきらきらとした反射が美しく、あたかも無数のダイアモンドを散りばめたよう。
英国では19世紀後半から20世紀初頭にかけて大流行いたしました。
パワーストーンとしても親しまれ、冷静・明察・英知・沈着を表すといわれています。



そんなマーカサイトを配したネックレスは、チェーン全長約39cmとやや短め。
一般的には長さ35cmくらいが首に巻き付く「チョーカー」であり、40cmくらいが、首の根元ぎりぎりくらいにくるネックレスとなります。
私がつけてみると、鎖骨のすぐ上にモチーフがくるような位置で納まる、チョーカーとネックレスの間くらいの印象でした。

首のつまったデザインでも、可愛らしいさくらんぼモチーフを見せていただけます。



どこまでも青い空が広がる、初夏の英国を感じさせるような英国ヴィンテージアクセサリーの小品です。




◆England
◆推定製造年代:c.1950-1970年代頃
◆素材:金属・マーカサイト
◆サイズ:全長約39cm(留め具の環から環まで)
◆重量:13g
◆在庫数:1点のみ

【NOTE】
*古いお品物ですので、一部に小傷や汚れがみられます。詳細は画像にてご確認ください。
*ネックレス留め金具は、問題なくご使用になれます。
*箱は付属しません。
*画像の備品は付属しません。
*上記ご了承の上、お求めください。




お品物の購入はショップにてどうぞ。
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連なる小花を首元に咲かせよう / Vintage Marcasite Flower Necklace

英国ヴィンテージ、マーカサイトのネックレス。










可愛らしい小花とリングモチーフが連なる可憐なデザインのネックレス。
散らばった控えめな輝きはマーカサイトです。



マーカサイトとは白鉄鉱のこと。

古代ギリシャの頃にも宝飾品として用いられ、インカの時代には鏡として使用されていたと想像される形状にて発見されています。

鏡面仕上げにした多面カットのマーカサイトで仕上げられたアクセサリーは、控えめながらもきらきらとした反射が美しく、あたかも無数のダイアモンドを散りばめたよう。
英国では19世紀後半から20世紀初頭にかけて大流行いたしました。
パワーストーンとしても親しまれ、冷静・明察・英知・沈着を表すといわれています。



そんなマーカサイトを配したネックレスは、全長約39cmとやや短め。
一般的には長さ35cmくらいが首に巻き付く「チョーカー」であり、40cmくらいが、首の根元ぎりぎりくらいにくるネックレスとなります。
私がつけてみると、鎖骨のすぐ上にくるような位置で納まる、チョーカーとネックレスの間くらいの印象でした。

首のつまったデザインでも、きれいにネックレスが見え、お顔を華やかに演出してくれそう。

さりげなく上品な、英国ヴィンテージアクセサリーの小品です。




◆England
◆推定製造年代:c.1950-1970年代頃
◆素材:金属・マーカサイト
◆サイズ:全長約39cm(留め具の環から環まで)
◆重量:33g
◆在庫数:1点のみ

【NOTE】
*古いお品物ですので、一部に小傷や汚れがみられます。詳細は画像にてご確認ください。
*ネックレス留め金具は、問題なくご使用になれます。
*箱は付属しません。
*画像の備品は付属しません。
*上記ご了承の上、お求めください。




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大人の一人遊び / Vintage Miniature Brass Iron with Stand

英国ヴィンテージ、真鍮で出来たちいさなアイロン(台付)。













英国のアンティークやヴィンテージで、よく見かけるアイロン。



ヴィクトリア時代には、印刷したての新聞は色落ちしたため、富裕層の家庭では執事が毎朝新聞にアイロンをかけていた、といわれています。

貴婦人のレースのひだ飾り専用の円筒形のアイロンもあり、中に石炭をいれてレディメイドが時間をかけてレースを整えていたとか。

そんなことからでしょうか、古い英国とアイロンは切っても切れない仲のような気がします。


さて、今回ご紹介するのはミニチュアのアイロン。小さな専用台までついています。

もちろんアイロンとしての機能はございませんが、ぴったりの大きさの台からそっと持ち上げてみたり、また戻したり、気が付けば一人遊び状態になってしまう完成度です。
単なる子供の玩具とは思えない雰囲気で、貴方をきっと楽しませてくれることでしょう。


真鍮の古びた色合いが、なんとも雰囲気溢れる、小さな英国ヴィンテージ・アイテム。

手芸を趣味とされている方へのギフト等にいかがでしょうか。


◆England
◆推定製造年代:c.1950年代頃
◆素材:真鍮
◆サイズ(アイロン+台):幅約3.6cm 奥行き約9.1cm 高さ約3.8cm
◆重量(アイロン+台):約117g
◆在庫数:1点のみ

【NOTE】
*古いお品物のため、小傷や汚れ、錆や変色等がございます。
*画像の備品は付属しません。
*上記ご了承の上お求めください。



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貧者の銀がもつ豊かな美 / Antique Pewter Jug

英国アンティーク、ピューターのこぶりなジャグ。















ピューターとは、錫(スズ)を主成分としてアンチモン、銅などを加えた合金のこと。
歴史は古く、一説には2000年前から作られていたといいます。


英国においても盛んに作られてきており、ピューターのギルドは14世紀からの歴史をもちます。
加工しやすく、錆びにくく(錆びますが速度が遅い)、抗菌作用があるピューターはビールのジョッキやジャグなどに最適だったため、多くのピューター容器が作られました。

例えば貴族が銀食器を使っていたのに対し、庶民はピューターを使っていたため、「貧者の銀」とも呼ばれます。




今回ご紹介するのは、そんなピューターのジャグ。

こぶりなサイズからしてティータイムのミルク用や、ソース用だったと思われます。

優雅な曲線を描く持ち手、ふっくらとしたボトムとそこに打ち出された凝った装飾、曲線を描く三本足の付け根に施されたアカンサスの葉。
置いておくだけでも絵になる、美しい姿をしています。

メーカーズマークなどは見当たりませんが、恐らく19世紀後半から20世紀初頭のものであると推測いたします。
新品のピューターは輝く銀色をしていますが、歳月を経てゆっくりゆっくり酸化が進んだ古いピューターは、なんともいえないダークな色味で見る者の心を魅了します。


現代日本では、ぺンスタンドやフラワーアレンジメントなどにおすすめ。
もちろんそのまま飾っていただいても素敵です。


素朴な質感と優雅なフォルムが見事に調和し、豊かな美を奏でる英国アンティークのひとしなです。



◆England
◆推定製造年代:c.1900年代頃
◆素材:ピューター
◆全体サイズ:幅約9.5cm 奥行き約6.5cm 高さ約11cm
◆重量:約129g
◆在庫数:1点のみ

【NOTE】
*古いお品物のため、小傷や汚れ、錆、わずかな凹みや変色等がございます。
*画像の備品は付属しません。
*上記ご了承の上お求めください。



お品物の購入はショップにてどうぞ。
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