ニュアンスのある色合いのガラスに、優雅で豪奢な絵柄が施された美しいヴィンテージ・アイテム。
詳細画像です。
13世紀からの歴史をもつボヘミアングラス。
ヴェネチアから伝えられたガラス製造の技術に、ビザンチングラスやドイツからの技術など様々な要素が加わりつつ、独自の世界をつくりあげ、世界的にも評価の高いものとなっています。
大陸のなかで地の利の良いボヘミアは東ローマ帝国ハプスブルグ帝国、チェコスロバキア、と治める国は歴史の時々で変わりながらも、ガラス産業は連綿と受け継がれてきました。
そんな背景の中、生み出された美しい金彩のタンブラー。
ガラスはわずかに緑味を帯びており、エッジや底などに色の溜まりができることにより、より深い表情を生み出しています。
フォルムも稀に見る凝り方。
外側は円、内側は多角形になっており、それがまたこのグラスに不思議と奥行きのある表情を与えています。
その上に、アールヌーヴォーの代表的なモチーフ、芥子の花と、ヨーロッパ伝統のアカンサスの葉が流麗に絡み合った、美しいデザインが金彩で立体的に施された様は、まるでひとつの美術作品のよう。
傍らに置くだけで、優雅で豊かな時間が流れ出してくれるような、ヴィンテージ・ボヘミアングラスです。
◆Czechoslovakia
◆推定製造年代:1930-1950年頃
◆サイズ:直径約7cm 高さ13.2cm
◆在庫数:2点
◆1点づつの販売です。
◆価格表示は1点あたりの金額です。
【NOTE】
*口部分の金彩にトビ(塗装のはみだし)がみられますが、カケやひびなどはございません。
*金彩にはところにより若干のハゲがみられます。
*タンブラーとしてのご使用も可能ですが、底エッジの凸部分が内側からは少し洗いにくいため、花瓶としてのご使用がおすすめです。
アイテムのご購入はショップにてどうぞ。
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Reminiscence
Antiques & Collectable
by d+A