英国アンティークの哺乳瓶。
さて、このガラスボトル。
いったい何に見えますでしょうか？
（答えはタイトルで言ってしまっていますが）
英国のアンティークフェアでこれが並んでいるとき、私も初めはとても疑問に思い、眺めまわしておりました。
いくつか並んでいたものを目で追ううちに、そのうちのひとつにゴム製らしき吸い口が嵌られているのに気づき、やっと「ああ、哺乳瓶！」と気づいた次第でございます。
よく見れば、以下の文字と目盛りが浮き出ております。
HYGIENIC FEEDER（衛生的な哺乳瓶）。
ここにミルクをいれ、片側から赤ちゃんに飲ませていたのでしょう。
口が二つあるのは、空気抜きのため？洗いやすくするため？・・・両方かもしれません。
なにせ「衛生的」ですから。
このようなタイプの哺乳瓶は1900年ころからあるようです。
同時期に日本でも同じような哺乳瓶が製造されており、海外に輸出もしていたようですが、今回ご紹介するものは「MADE IN ENGLAND」と記された英国製です。
そして、このお品物にそっくりなものが、英国のナショナルトラストのサイトで紹介されておりましたので、URLを記載しておきます。
ご興味のあるかたはどうぞご覧ください。
ナショナルトラスト チャイルドケア・オブジェクトの頁（英語版）
http://www.nationaltrustcollections.org.uk/object/662935
この独特の形から「バナナボトル」とも呼ばれる古い哺乳瓶。
英国のご年配の方がみたら、とても懐かしく思われるのではないでしょうか。
現代日本では、ディスプレイ用や花瓶としておすすめ。
ゲストが思わず二度見する、個性豊かな演出ができることでしょう。
◆England
◆推定製造年代:c.1930年代頃
◆素材：ガラス
◆サイズ：幅約19.3cm 高さ約6.3cm 奥行約7cm
◆重量：約168g
◆在庫数：1点のみ
【NOTE】
＊古いお品物のため、小傷や汚れ等がございます。
＊欠けやヒビはございません。
＊画像の備品は付属しません。
＊哺乳瓶としてのご使用はおやめください。
＊上記ご了承の上お求めください。
お品物の購入はショップにてどうぞ。
下のバナーからご来店いただけます。
Reminiscence Antiques & Collectable
by d＋A
http://reminiscence.blue
