パピエマシェで造られた、フランスアンティークのひと品。
詳細画像です。
Papie Mache/パピエマシュ(マッシュ)とは紙やパルプ、時には布を細かくし、圧縮して形を作る製法のこと。
古くからある技法ですが、ヨーロッパでは18世紀初頭から盛んになり、はじめは内装材における飾りとしての石膏や彫木などの安価な代替品として発達しました。
様々な形をつくれることから、皿やトレイ、雑貨などへ用途は広がり、東洋趣味の流行から、、漆を模したラッカー塗りで表面を覆い、黒や赤、ゴールドで彩色されたうえに象嵌やペインティングで豪華な意匠を施されたものが多く生産されました。
このレターラックはそのパピエマシュの製法でつくられたもの。
フランスが憧れた、日本の漆黒の漆を模した仕上げとなっており、ポイントで中世風の鎧甲冑の象嵌細工がみられます。
エッジ部分に多少の傷みがみられますが、全体のしっとりと艶やかな塗装は歳月により深みを増しており、素材が紙とは思えない、なんともいえない重厚感が漂っています。
世紀を超えたフランスから、格調高さを運んできてくれる、ちいさな本物のアンティークです。
◆France
◆推定製造年代:c.1900年代
◆素材(製法):Papie Mache/パピエマシュ
◆サイズ:幅18 奥行き8 高さ13.5cm
◆在庫数:1点のみ
【NOTE】
*古いもののため、小傷や汚れなどが多少ございます。
*エッジに一部傷みがみられます。詳細画像にてご確認ください。
アイテムのご購入はショップにてどうぞ。
下のバナーからお入りいただけます。
Reminiscence
Antiques & Collectable
by d+A